IPBC Japan 2014

知財会議

9月4日(木)、IP Business Congress Japan 2014がホテルオークラ別館で開催されました。

IPBC Japan 概要

9月4日(木)に開催されたIPBC Japanは主に権利化後の知財活用に関する企業戦略やそれに関連した知財ビジネスに関する国際会議であるIP Business Congressの日本版会議として日本では初めての開催でした。
グローバルには2008年から毎年6月頃にアムステルダム、シカゴ、ミュンヘン、サンフランシスコ、リスボン、ボストン、アムステルダムと欧米で交互に開催され、500人以上のシニアな知財関係者が参加しています。また、昨年からはシンガポールでIPBC Asiaが開催され、今年は12月に上海で開催されます。私も何度もこの会議に参加して来ましたが、残念ながら日本人の参加は全体の5%程度ではないでしょうか。
ところで今回の日本開催は招待制で行われ、約170名の招待者が集まりました。会議は伊藤仁特許庁長官の基調講演で始まり、午前と午後で合計4つのセッションが設けられ、最後は飯村敏明元知財高裁所長とランドル・R・レーダー元合衆国連邦巡回控訴裁判所裁判長の対談で締めくくられました。
来年の日本での開催は・・・未定だそうです。

午前セッション

午前の2つのセッションは、「世界レベルの企業の知財管理戦略」と「世界の知財環境」でした。1つ目のセッションでは、キヤノン、ソニー、マイクロソフト等のグローバル企業の知財部門トップがスピーチを行い、会場等からの質疑を交えて知財管理プラクティスの紹介が行われました。また、2つ目のセッションでは、特許庁課長、米国法律事務所パートナー、グローバル企業の知財トップ等を交えて「FRAND」及び「標準特許」に関する活発な意見交換がなされました。
なお、本セッションではHTSのジェフリー・カーター代表がモデレータを努め、彼は本会議で唯一の外国人モデレーターでした。

ランチ〜午後セッション

いくつかの国際会議では円卓でコース料理を食べるランチもありますが、IPBCではビュッフェ形式です。この時間は参加者同士が歓談したり名刺交換等を行う実は非常に重要な時間です。今回も多くの方々を知り合うことができ、意見交換をたくさんさせていただくことができました。この場を借りまして御礼申し上げます。
さて、午後の2つのセッションは、「ビジネス価値の創造」と「新たな地平」というテーマで、知財のライセンスや知財活用によるビジネス・市場への関与といったビジネス視点での知財活用についてスピーチ等が行われました。
欧米での会議では午後のセッションの参加率は午前中に比べて低くなり、展示エリア等で歓談をされている方も多く見られるのですが、今回の日本の会議では午後も多くの方が講演の聴講をされていました。また、最後のカクテルレセプションまで非常に多くの参加者が残っておられ、活発な意見交換等をされているようでした。

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