中国市場への進出

中国知財

中国市場は元気が無くなったと言われていますが、それでも中間所得層の増加により発展し続けている巨大なマーケットは非常に魅力的です。特に、中間所得層以上に属する中国国民は日本製品について高品質で安全、衛生的であると感じ、ブランド力が高いと認識しているようです。それゆえ日本国内で比較的有名で人気がある商品は値段の高さにもかかわらず進んでそれらを手に入れようとします。

また、日本の中小企業でも優れた技術力・商品力を持っている企業は中国からの問い合わせも多いと聞いています。そこで上海・広州などで開催される展示会は日本の中小企業が中国へ進出する際の入り口になっていることが多いのですが、残念ながら知的財産保護や模倣品対策が不十分な企業が多いというのが現状です。

通常、中国に進出しようとする企業であれば日本でその商品力・技術力が認められ、それゆえに中国に進出しようというのだから、中国においてもおそらく魅力的な商品であると考えられます。そうであれば日本では真似をされなかったとしても中国では展示会に出品した段階で真似をされる可能性があると考えた方がよいと考えます。最低でも、展示会で出展する前に、中国で商標や意匠について出願をしておくべきです。商標や意匠であれば1件出願しても通常は10万円もかかりません。展示会等を通じて他人に権利を取られてしまうと、その他人に取られた権利で中国での販売ができなくなったり、また他人の権利を無効にしたり譲渡してもらうために数百万円も出費がかさむこともよくあることです。

日本で権利を持っていてもそれは中国では通用しませんし、日本では真似をされていないから中国でもされないだろうというのは危険です。

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